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把握の発達を促す環境


 生後3〜6ヶ月の頃には、微細運動(腕から手にかけての小さな筋肉の協応を意味する。)の発達を見ると、意識的に手を使い始め、興味のあるものに向かって手を伸ばして把握し、自分の方へ引き寄せる事が出来るようになります。
 粗大運動(胴体と四肢の大きな筋肉の協応の発達を言い、空間の中で働くための姿勢を保ち、平衡、バランス、移動を意味しています。)の発達を見ると、ズリ這いができるようになり、自分の興味あるものを手にして、見たり触れたり、口に入れたりできるようになり、物についての知識を得ていきます。これは、発達上の大きな一歩と言えます。
 子どもが、自分の意志で知識を獲得するために、把握する事を繰り返す。繰り返し行なう事で満足感が得られ、「自分で出来た!」という経験を重ねる事によって、自分への信頼が生まれてきます。
 モンテッソーリ教育の「把握の発達を促す環境」では、自由に動けるだけの空間と教材を準備しています。


◆◇ 把握のためのビーズ


把握のためのビーズ 【年齢】5〜6ヶ月(支えがあって座れる)
【材料】3〜5個のビーズ(直径2cm)、強い紐
【説明】
・同じ大きさの物が良く、玉と玉との間を指で引っかける事が出来る。
・紐は丈夫なものが良く、取れないように結ぶ。
・鮮やかな色でもよいが、良い色のものを選ぶ。



◆◇ 組み合わせた円盤


組み合わせた円盤 【年齢】5〜6ヶ月(支えがあって座れる)
【材料】軽い木製の物(バルサ材、又はバーチ材)、マットナイフとヤスリ
【説明】 ・切れ目が入った円盤を組み合わせ、球にする。直径5〜6cmの物。
・接着剤は安全な物で、口に入れるためヤスリで磨く。



◆◇ 組み合わせたリング


組み合わせたリング 【年齢】5〜6ヶ月(支えがあって座れる)
【材料】市販されている物。中心から組み合わせた木製リング
【説明】
・子どもが好んで使用している。
・金属でもよい(冷たい感じがあるので歯固めには良い。)



◆◇ 突起のついたボール


突起のついたボール 【年齢】6ヶ月(支えがあって座れる)
【材料】市販されている物。ゴム製で出来ている。
【説明】
・突起があるので転がらない。・歯固めとして使うのに良い。
・出っ張っている部分は奥行きがあるので、奥まで口に入れて噛める。



◆◇ 小さなボールのついた円柱


小さなボールのついた円柱 【年齢】6ヶ月
【材料】市販されている物。 木製の球又は円柱型に穴が開いていて小さな木製ボールがしっかりと固定されている。
【説明】
・長い間子どもが興味を持って使う、人気のある物。
・有害な塗料が使われていなければ、小さいボールは色がついていても良い。
・色々な使い方が出来る。(揺らすことで音が出る)





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