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言語教育




今回は、5領域の中から言語教育についてご紹介致します。
 モンテッソーリ教育の言語教育には、聞く、話す、書く、読むといった分野、そして、ことばの役割や文の構成まで含まれています。紙と鉛筆を使って机に向かうような活動は、活動のごく一部に過ぎません。むしろ、いろいろな物を見たり、触れたり、話を聞いたり、自分で考えたことを書いたりしながら、感覚的な経験を通して学んでいくのです。クラスの中に、子どもが魅力を感じるような実物や、写真を用いた教具を用意し、それらを使って活動することで、知っている言葉の数を増やしていきます。
 
 そして、子どもが言葉の数を増やす際には、子どもの周りにいる私達大人が重要な役割を担っています。言葉使い1つで相手が受ける印象は大きく変わります。相手に真意が伝わり、わかり合えるように、そして相手を思いやる心まで伝わるように言葉を選びたいものです。たくさんの言葉を吸収できる乳幼時期に母国語に沢山触れて、正しい使い方を知っておくことは、豊かなコミュニケーションの力を身につけるために重要なことなのです。聞くことに関しては、胎児の頃から既に始まっています。子どもは大人の会話をよく聞いているものです。これから出産を迎えられる方は、是非お子さんがお腹の中にいる時から、お子さんに話しかける時は勿論、普段のご家族やご友人との会話でも、温かいやりとりや美しい日本語を意識してみてください。

そして、何より、子どもにとって安心して話せる大人、自分の話を聞いて受け止めてくれる大人がいるということが大切です。忙しい日々の中ですが、ゆっくり子どもと向き合い会話できる時間を意識なさるだけでも、子どもの満足感や言葉の吸収が変わってくることでしょう。

次回は、ご家庭でできる言語教育の一例をご紹介致します。

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