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数教育




今回は、5領域の中から数教育についてご紹介致します。
 私達の生活を改めて見つめ直すと、様々な場面で数が使われています。例えば時間や日付、暦を表すにも数が使われていますし、買い物一つを考えても、物の個数、値段など、売買には数が欠かせません。人間にとって不可欠で、大人が日常生活の中で親しんでいるものだからこそ、子どもも数に関心を持つのです。

 モンテッソーリの数教育のプログラムは、@数の紹介、A十進法、B連続数、C暗算、D抽象への過程、E分数と段階的に構成されています。しかし、単に数字を書いたり、計算したりすることで、計算する力を高めることを目的としたものではありません。勿論、数字を書く活動や、計算をする活動もありますが、それは活動のごく一部に過ぎません。子ども達は、様々な教具を使って集める、並べる、比べる、一致させるなどの活動をしながら、数の持つ正確さや規則性を自己発見していきます。具体物を使って見たり、触れたりして感覚的な経験を重ねることで、"0とはどういうことか""足し算とは何か"など、自然と概念を印象付けることになります。

こうして理解を助けることで、やがて具体物や教具がなくても、想像したり、論理的に考えたりしながら、自分で筋道を立てて考えることに繋がっていきます。つまり、モンテッソーリの数教育は、"なぜこのようになるのか"、"次はどうなるのか"、"どうすれば確認できるだろうか"などと子ども自身が考える経験をたくさん与えてくれるものなのです。    限られた時間の中で物事を行う、先のことを予測して計画を立てる、自分で考え結論を導く、人と物を分け合うなど、実生活の中で活かせる力を養うためにも、数の分野は欠かせないのです。

次回は、ご家庭でできる数教育の一例をご紹介致します。

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