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イメージの取り込み


 イメージの取り込みとは、視覚を使ってイメージを取り込んでいく敏感期です。
子どもに見せたいものは、環境の中に用意し、必要の無いものは除去していきます。そして、 大人は子どもに取り込んで欲しいイメージを与える模範でなければならないのです。
この敏感期は5年間に及びます。この敏感期は、大変長い時間をかけながら、子どもに、環境からの 印象を我が物にするという驚くべき能力を授けます。

<例>
生後4週間の男の子の例です。この男の子はまだ家の外に出たことがありません。

ある日、母親が男の子を腕に抱いて父親と祖父のいる居間に現れました。男の子は、頭を右に向けたり左に向けたり しながら、不安そうな顔をしたり、微笑んだりを10回位繰り返しました。 それから、やっと男性が2人居る事を理解しました。男の子は何度も、父親と祖父にあやしてもらったり、抱いてもらったり関わる事が ありました。しかし、男の子は父親と祖父が同じ場所に同時に居る所を見た事がありませんでした。 母親や祖母は家の中で同時に見ていたので、何人かの異なる女性の存在があることは理解していました。 しかし、男性は一人だという考えが形成されてしまいました。
男の子は、上記の間違いに気づきました。これは生後4週間にして初めての事でした。 人間の理性の間違いが、肉体化の過程にあって懸命に努力している子どもの精神に通じたのです。

「幼児の秘密」より引用



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